綴る / 秦基博

[【C】題名もない　脈絡な][【Fmaj7】んてない　書][【Fmaj7/G】き留めた文字たちを]
[【C】引き出しの奥の　目の届][【Fmaj7】かない場][【Fmaj7/G】所に隠しておくね]

[【F】いつか　僕が消][【G】えたあと　][【Em7】暗く深い夜の][【Am7】終わりに][【A7】　ひら][【Dm7】けるように][【Fm7】　]

[【G】例えば　][【C】冬を渡る鳥][【F】の影や　春に][【G】芽吹いた青い][【Am】花のこと]
うつむ[【F】いたその瞳][【Em】に　映せば　ほら　][【Dm7】少しは前を向][【D】けるだろう]
[【G】とりと][【C】めのない思い出][【F】話を　ともに][【G】歩むは][【G＃dim】ずだった][【Am】明日を]
綴る[【D7】よ　その孤独][【Em】も　ふっと　やわら][【Dm7】ぐような　最][【F】後の手][【G】紙][【C】を]

[【C】後悔はない?　いやそんな][【Fmaj7】強くはない　][【Fmaj7/G】隠せないよ　寂しさ]
[【C】出来ることなら　そばで見て][【Fmaj7】いたい　こ][【Fmaj7/G】れから先も　ずっと]

[【F】いつか　君が迷][【G】っても　つ][【Em7】らく長い森をく][【Am7】ぐり抜け][【A7】　帰][【Dm7】れるように][【Fm7】　]

[【G】例えば　][【C】赤く萌える夏][【F】の風や　秋に][【G】見上げた白い][【Am】月のこと]
振り向[【F】いた背中][【Em】を　優しく　ほら　][【Dm7】包み込んであ][【D】げられたら]
[【G】じゃれ合][【C】いのような些細な][【F】諍いも　いつも][【G】言えずじ][【G＃dim】まいの「ご][【Am】めんね」も]
綴る[【D7】よ　その笑顔][【Em】も　ふっと　こぼれ][【Dm7】るような　かす][【F】かな][【G】光][【C】を]

[【F】醒めない夢ならどれだけいいだろう　][【Em】やがて離れるその日は来るから]
[【F】痛くて　怖くて　][【Fm】確かめ合うよ][【D】うに抱きしめ][【G】る]

例えば　[【C】冬の朝も　春][【F】の午後も　夏の][【G】夕暮れも　秋][【Am】の夜も]
残さ[【F】れた時間][【Em】を　僕らも　ただ　][【Dm7】慈しみ　生き][【D】られたなら]
[【G】かけが][【C】えのない日々の][【F】温もりを　とても][【G】伝え切][【G＃dim】れぬ「あり][【Am】がとう」を]
綴る[【D7】よ　その未来][【Em】に　そっと　寄り添][【Dm7】うような　最][【F】後の手][【G】紙][【C】を